Vivacissimo

Pythonistaになりたい普通科高校生の技術ブログ

WSL環境のセットアップメモ(その1)

TL;DR

Windows Subsystem for Linux(以下WSL)の導入メモ。

環境

Windows10 Home 64bit です。

詳細スペックは はじめまして - Vivacissomo に書いたのでそっちをよしなに。

前準備

WSLを有効化するため

  1. (CLI)PowerShellを管理者権限で起動して以下のコマンドを打ち込む

    powershell Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux

  2. (GUI)

    1. 設定 -> 更新とセキュリティ -> 開発者向け から開発者モードを有効化 f:id:peacock0803sz:20180402222459j:plain
    2. コントロールパネル -> プログラムと機能 -> Windows の機能の有効化または無効化 f:id:peacock0803sz:20180402222504j:plain
    3. WSLにチェックを入れる f:id:peacock0803sz:20180402222511j:plain

どちらの手順でも再起動が必要です。

WSLのインストール

ストアから好きなディストリビューションをインストールする。

自分は特に理由はないがUbuntuを選んだ。

ここでも再起動が必要?(要検証)

メインマシンをWindows10とUbuntuのデュアルブート仕様にしました

TL;DR

メインマシン(自作機)をWIndows10のみから、Windows10とUbuntuデュアルブート仕様にしたのでその時の備忘録も兼ねて。

構成

初投稿エントリにも書いたけど簡略化したのを。

CPU: Intel Core i5 6500

RAM: Crucial DDR4-2132 8GB*2

M/B: ASRock H170 Performance

GPU: GTX1050Ti(玄人志向)

SSD1(NVMe): WDC WDS256G1X0C-00ENX0

SSD2(SATA): SanDisk SDSSDA120G

HDD(SATA): WDC WD5000BPVT-00HXZT3

Windows環境が吹っ飛ぶ

120GBのSSDWindowsを入れていました。

当然そのままではデュアルブートなどできるはずもなく、色々削ってなんとか20GBほど確保しました。

しかし、Windows標準のディスク管理ツールでパーティションの縮小ができなかったので、仕方なくRufusUbuntuのLiveイメージを焼いて、LiveUSBから起動したUbuntu上のGPartedで半ば無理やりパーティションを切りました。構成はこんな感じです。(容量はうろ覚え)

  • sda(120GB SSD)

  • sdb(500GB HDD)

    その後Windowsの起動テストをせずにそのままUbuntuのインストールに移りました。

    再起動後、Ubuntuは正常に起動しましたが、Winodwsが起動できないことに気づきました。

    GRUBには入れたのですが、WIndowsを選択した後、起動できなくなりました。

Windows10をクリーンインストール

DSP版なのでUSBからブートしてインストール。

そのままでは有線LANもつながってないので各種ドライバをCDからインストール。

ここで、Windowsのコントロールパネル->システムとセキュリティ->ハードディスク パーティションの作成とフォーマット からCドライブを縮小しておく。

Dドライブも半分くらいに縮小しておく。

ここでパーティション切っておかないとダメみたい?

Ubuntuインストールまで

Ubuntu16.04 + Windows10 のデュアルブート環境を構築する - 俺とプログラミング

ディストリビューションUbuntu Budgie17.10を選択。

Ubuntu Budgie | Home

これといった理由はないけどUbuntu標準のUnity/Gnomeが好きじゃないからこれ。

ブータブルメディアの作成はUNetbootin(UNetbootin - Homepage and Downloads)が有名だが、

Windows環境で作るならRufusのほうが優秀らしい(?)のでこっちで。(この辺はお好み)

「Rufus」ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成 - 窓の杜ライブラリ

予めBIOSの設定からFast BootとかSecure Bootは切っておくこと。

USBに焼いたら、再起動後F2連打->焼いたUSBのブート優先順位を一番上にする。

Liveイメージが起動したらインストールへ。

Swap領域はいらないとの話もあるが、RAMと同容量(16GB)設定しておく。

残りのNVMe SSD領域をext4でフォーマットしてマウントポイントを/に。

ホームディレクトリは分けたい主義なのでHDDの空き領域をext4でフォーマットしてマウントポイントを/homeにする。

その後はガイダンスに従ってインストールを進めていく。インストール終了後、再起動。

その後の設定とか(Ubuntu側)

ホームディレクトリを英語表記に

Ubuntuでホームディレクトリの中身を英語にする - Qiita

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

ダイアログが表示されるのでDon't ask me this againにチェックを入れてUpdate Namesを選択する。

時刻ずれの修正

デュアルブートで時刻修正 - 田舎者Yの日記

UbuntuとWindowsをデュアルブートしていると時刻が9時間ずれる - 出羽と発火後忘失

Ubuntu 16.04 LTS と Windows のデュアルブート環境で、時刻がズレる問題 - q999

sudo timedatectl set-local-rtc 1

GURBの設定

Windows10とUbuntu16.04のデュアルブート環境構築 - Qiita

Ubuntuでブートの設定を変更する | ロボット研究者の戯言](https://qiita.com/meda/items/4bb5cfa709e93d044f1c#5-grub%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A)

GURB起動時にカーソルをWindowsに、タイムアウトしないように設定する。

grep windows /boot/grub/grub.cfg

これでWindowsブートローダ名が分かる。

sudo gedit /etc/default/grub

適当なテキストエディタ(root権限必須)で設定ファイルを開いて、以下を追記。

この操作をした後でUbuntu再インストールしようとするとWindowsを認識しなくなるので注意?

GRUB_DEFAULT='Windows10のブートローダ名'
GRUB_TIMEOUT=-1

保存して終了後、反映させる。

sudo update-grub

再起動して設定通りになってるか確認する。

日本語入力の設定

Ubuntu 16.10でibus-mozcを使用する - Sickly Life Blog

作業部屋: sicklylife / mozc ut for ubuntu のファイルダウンロード - OSDN

からMozc UTをダウンロードしてくる。

#ダウンロードしたフォルダーに移動
cd ~/Downloads 
#展開
tar xavf mozc-*.tgz 
#フォルダー内に移動
cd mozc-*/ 
#ソースを修正
sed -i s/'const bool kActivatedOnLaunch = false;'/'const bool kActivatedOnLaunch = true;'/g mut/src/unix/ibus/property_handler.cc 
#ビルドに必要なパッケージをインストール
sudo apt-get install -y clang libdbus-1-dev libglib2.0-dev libgtk2.0-dev subversion tegaki-zinnia-japanese debhelper libibus-1.0-dev build-essential libssl-dev libxcb-xfixes0-dev python-dev gyp protobuf-compiler libqt4-dev libuim-dev libzinnia-dev fcitx-libs-dev devscripts ninja-build 
#ビルド開始
sudo ./build_mozc_plus_utdict 
#ビルドが終了したらビルドに使ったパッケージを削除
tail -n 5 /var/log/apt/history.log | grep Install: | sed -e s/"Install: "// | sed -e s/", automatic"//g | sed -e s/"), "/"\n"/g | sed -e s/" (.*$"/""/g | tr '\n' ' ' | xargs sudo apt-get remove -y 
#Mozc UTをインストール
sudo apt install -y ./mozc-*.deb ./fcitx-mozc_*.deb ./ibus-mozc_*.deb 
#↓これをしておかないとibusがうまく動かない
gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard active true

言語設定いじったりibusデーモン起動->再ログインしたりごにょごにょ。(デスクトップ環境によって違うので割愛、ノーマルUbuntuだと上記記事通りにすれば大丈夫なはず。)

デフォルトのibusがあんまり好きじゃないのと、カタカナ英字変換がないのでこれで解決。

インストールしたアプリ

Shell,CLI関係

zsh,fish,Guake,Byobu,tumx,git

sudo apt install -y zsh fish guake byobu tumx git

Albert (キーボードランチャー)

Albert - Work in progress

公式のインストール手順でうまくいかないので下記を参考に。

`Albert`: A Fast, Lightweight Quick Launcher For Linux ~ Web Upd8: Ubuntu / Linux blog

Ubuntuの使い勝手をできるだけMacに近づける - Qiita

sudo add-apt-repository -y ppa:nilarimogard/webupd8
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y albert

Typora (Markdownエディタ)

Typora — a markdown editor, markdown reader.

# オプションだけど推奨らしい
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys BA300B7755AFCFAE
# リポジトリ追加、なんかエラー出るけど気にしない。
sudo add-apt-repository -y 'deb http://typora.io linux/'
sudo apt-get update
# インストール
sudo apt-get install -y typora

だいたいこれくらいかなぁと。また何かあったら別記事にします。

はじめまして

はじめまして

はじめまして、くじゃくと申します。

これから技術的なものをアウトプットしていきたいと思います。

その他日常のこと、好きな音楽の話とかはこっち(Affettoso)に書いていきます。

どうぞよろしくおねがいします。

Contact

好きな技術/言語

  • Vim(tutorial終わってないけど)
  • VSCode(主にこれで開発してる)
  • zsh
    • Zplug
  • fish(.config/fish.cofigの書き方がいまいちわかってない)
    • fisherman
  • C言語(ポインタで躓いてる)
  • Python(Web記事つまみ食いしながらやってる)

PCについて

メインマシン(自作機)

CPU: Intel Core i5 6500

クーラー: Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A

RAM: Crucial DDR4-2132 8GB*2 (CT2K8G4DFS8213)

M/B: ASRock Fatal1ty H170 Performance

GPU: 玄人志向 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF

SSD1(NVMe): WDC WDS256G1X0C-00ENX0

SSD2(SATA): SanDisk SDSSDA120G

HDD: WDC WD5000BPVT-00HXZT3

光学ドライブ: ASUS DRW-24D5MT

ケース: Fractal Design Define R5 FD-CA-DEF-R5-BK

電源: 玄人志向 KRPW-PT600W/92+ REV2.0

OS: WIndows10 Home & Ubuntu Budgie 17.10

サブマシン(ラップトップ)

モデル名: HP ProBook 6550b

CPU: Intel Core i3 350M

RAM: DDR3-SDRAM-10600 4GB*1 (換装済み)

SSD: SanDisk SSD PLUS SDSSDA-120G-J27 (換装済み)

HDD: Seagate 250GB (外付け)

最後に

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